医局秘書の黒黒日誌

大学病院の元医局秘書が裏事情を赤裸々に綴ります

【恐怖】存在しない秘書が存在している話

こんにちは。

タイトルの通りなのですが、今日は私が経験した怖い医局の裏側をお話ししたいと思います。

 

大学病院では、内科外科などの各科医局とは別に大元の事務があります。

ある日、事務部からこんな電話がありました。

 

 

 

事務「Hさんの出勤簿の事でお尋ねしたいことがあるのですが今いますか?」

 

「Hさん?Hさんはうちにはいませんので、他の医局の間違いではないでしょうか?」

 

事務「そうなんですね…?では確認いたします」

 

数分後〜

 

事務「あの〜何度もすみません。やはりHさんはこちらの所属のはずなんですが…○○研究室の秘書さんみたいなんですがいらっしゃらないんですか?」

 

この時点で嫌な予感…笑

事務の連絡先だけ聞いて、いったん電話を切って再度確認することに。

 

仲の良い教授秘書さんに相談しました。すると

教授秘書「それ、もしかして愛人じゃない?」

 

「……やっぱり??どうしよう笑   本当に知らないし○○研究室のトップの准教授に言えばいいかな?」

 

教授秘書「それしかないよね…」

 

〜〜

 

「○○先生(准教授)、すみません。今事務からHさんのことでお尋ねがあってるんですが…」

 

○○先生「…あ、いいよ僕が対応するから。どこに連絡したらいいかな?」

 

○○先生はこの件をあっさりと引き受けてくれたのでした。Hさんについては、後で受けた説明では、別のところで仕事を手伝ってもらってるとの事。別のところってどこやねん( ̄▽ ̄;)

Hさんを誰も見たことがないので予想ですが、愛人を雇ってほぼ働かせずに給料だけ支払っていたのでしょう。。笑

このような権限のあるドクター次第で何でもありな世界なのです。

 

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